鮨さいとう っていう溜池山王にあるお店。
(あ、ちなみに、つい1か月ほど前に東京異動になりました^^;)
回らないお寿司屋さんの経験はあまり豊富でないものの、
美味しすぎて感激。一人前2.6諭吉ほどしますけどね!
何にしてもこういうお店は、ネタや仕込みはもちろんのこと、
店独特の雰囲気、店主の気配り、他のお客さんとの談話等々、
それ以外の要素もひっくるめて楽しむものなんでしょうね。
店内7席しかないんですが、個々の進行具合によって
それぞれに適したテンポでサーブするのはもちろんのこと、
例えば、客側から何も言わずとも、左利きのお客さんがいたとして、
それを瞬時に見取り、握りを左手で取りやすい角度でサーブする。
そんな気配りなんかも、傍目で見ていて気持ちよくなりますよね。
料理自体も、特段こちらから注文を出さなければ、
酒の肴から始まり握りまで、順に出してくれました。
生イクラ、煮蛸、煮鮑、馬糞雲丹、ミル貝炙り、
鰤のタタキにのどぐろの焼き物。
全部ちょこちょこっと仕事をして下さるんですが、どれも絶品。
個人的には、蛸鮑、鰤のタタキ、のどぐろあたりが美味しかった。
(あれ…、ほとんどすべてじゃ…?)
口の中でほどけるようなのどぐろ。脂の香りもいいですね。
ミル貝も刺身ではうーん、と思う事が多々あるんですが、
(美味しいの食べてないだけですかね?;3;)
漬け焼きにすると、香りもよく、あの独特の食感も相まって、
絶品に。酒の肴の時点でお酒を3杯ほど^^;;;
口直しの沢庵が出され、ここからは握りになります、と。
鮃、小鰭、赤身ヅケ、中トロ、大トロ、墨烏賊、車海老、
蛤、鯵、穴子塩、穴子タレ、かんぴょう巻き。
一部抜けがあるかもしれないですが、大凡上記通り。
個人的には、上記中でも、中トロ、大トロ、
車海老、蛤、穴子塩/タレあたりが大ヒット。
トロは言わずもがな、海老も蛤も、身がシッカリしており、
プリップリ。穴子もふわふわと口の中でとろけるよう。
うーん絶品。
勿論、シャリの具合がかなりいい。
全く詳しくはないんですが、シャリは適度に温かく、
味付けも主張しすぎない程度に抑えられており、
口に入れるとほろほろとほどけていく感じ。
ネタと同じくらい主役なのだと感じました。
最後におなかの具合は?と聞かれたので、
〆にサッパリした巻物を食べたいと意向を伝えたところ、
梅紫蘇巻きなるものを出して頂きました。
海苔、ご飯の上に、梅肉、ゴマ、紫蘇、キュウリの千切り
を乗せて巻かれたものなんですが、とてもサッパリ。
アガリを飲み干し、お勘定して帰りました('-'*)
あ、ちなみに、次回予約もしてしまいました。
かなり予約が詰まってるみたいで、次回は来年2月の頭頃。
せっかく東京に来たんですし、色々と開拓したいですね!